全国的に中心市街地は、消費者のライフスタイルの変化などの様々な要因により空洞化し、このまま放置すると街が壊滅的になってしまうという懸念の声が近年高まってまいりました。秩父商工会議所は、平成15年度に散策サイン “開運案内板「どこいくべぇ」”100基を完成しました。この散策サインは、街づくりの第1歩として地域住民や来街者に秩父市の中心市街地にある商店街や秩父の歴史や文化などを、散策やお買い物をしながら楽しむ、“まちなかの案内”強化を図る為のものです。また、このサインの特徴は、単純に行き先だけを表示するのではなく、サインの中に縁起の良い「開運グッズ」を安置し、中心市街地を回遊する楽しさを付加させ、併せて周囲の歴史・文化の由縁などを紹介しております。今後、このサインを利用し、中心市街地を楽しむための各種イベントを実施していきたいと考えております。
※令和6年2月現在98基が設置されております。
それぞれのサインの屋根は、上町・中町・ 本町・東町・番場町・宮側町の祭り屋台の屋根をイメージして、埼玉県川口市の木型職人と鋳物職人が一つ一つ手作りで作りました。
それぞれのサインに安置してある、開運グッズは、全部で100種類。あなたに、金運・恋愛運など色んな運気を授けてくれます。あなたは、何をお祈りしますか?
それぞれのサインのプレートには、史跡の案内や歴史などが書かれています。これを知れば、あなたも秩父通!また、各町の祭り屋台のイメージパネルも入っています。
秩父の石屋さんが彫り込んだみかげ石。ここにあるサインプレートは、あなたを秩父の見所へ案内してくれます。
魅力ある街づくりは、何といっても「おもてなし」の心をもって人と接することです。「開運の街ちちぶ」の商人は、おもてなしの心をもって秩父を訪れた人の心を癒します。
開運案内板どこいくべぇマップ (PDF)
QRコードで周辺のお食事処やお土産店等の情報、観光情報も検索可能です。 QRコードの案内の設置は50基のみとなります。詳しくは開運案内板一覧ページをご覧ください。
※スマートフォンのGPS機能をONにしてご利用ください。
秩父市は埼玉県に位置し、都心から特急で約80分。荒川支流の清流と秩父盆地を中心とした山々に囲まれた自然豊かな地域です。自然に恵まれ、山々や川が広がり、四季折々の美しい風景が楽しめるエリアです。秩父市街地には秩父三社のひとつ秩父神社を中心に風情ある商店街や観光施設があり、地元の食材を使った料理や伝統工芸品などが楽しめます。また、毎年12月に行われる秩父夜祭を中心に、イベントや祭りも盛んに開催され、地域の賑わいを感じることができる地域です。